Run for Self-actualization

2006年から走っているランナーのblog。もう一花咲かす!

第62回 富士登山競走

20090724_1.JPG

山頂の部 → 悪天候のため五合目フィニッシュに変更

前日夜,宿で天気予報を見ても,明日は天気との戦いになるか,五合目に短縮されるかだな。と思われた。もしこのままの状態で山頂コースが決行されるなら,タイムは二の次で万全な装備で望もう。って感じ。

当日朝,富士吉田市役所に着くと,やはり山頂コースは五合目打ち切りということだった。正直,ちょっとほっとした部分がある。万が一,遭難ってこともあるしね。

それならば!空身でOK。ボトルも上着もなしで,もらったビニール袋だけかぶってスタートを待つ。完走経験者ではないので後方スタート,でも結構いい加減みたいで入り乱れていた。係員がいて厳格に整列させてくれればいいのになあと思う。

スタートロスは55秒。一車線なのか,全線走っていいのかわかりづらいよ。ときどき対向車線に車がいる。市役所から浅間神社までは試走していなかったがスムーズに走れた。足首周りには鈍痛も感じていたが比較的体は軽い感じ。

浅間神社以降は試走しているので気持ちは楽だ。暑いのでビニール袋を脱いだ。蒸し暑かったり,雨が降ったり,山のほうはやっぱり冷えたり,めまぐるしい環境の変化だった。

中の茶屋に行く前にかつての同僚に遭遇してびっくりした!ロードでは私のほうがペースが速かったようなので別れたけど,中の茶屋をすぎるとあっという間に抜き返され五合目では5分以上差をつけられた。

中の茶屋までは余力があった。170bpmだけど,体感はそんなにきつくない。周りは白ナンバー(完走経験者)のほうがやや多いが,黄色ナンバーも一杯いる。アコさんやオザワさんを見かけた。中の茶屋到着35'35"。

中の茶屋以降はやっぱりきつい。178bpmまで上がり,これ以上上げるのはまずいと判断しペースキープ。後から考えると,きつくてもここまでをがんばってあと1~2分縮められたらよかったのかもしれない。このあたりでネオスさんをかわした。馬返し通過は58'54",一時間切れたのはよかった。

登山道に入ると周りのペースに合わせての進行となる。それがありがたかった部分もあるが,やっぱりちょっと前が詰まった。きついのは確かで「もう坂のレースはいやや・・・」と思いながら進むいつものパターン^^;。それでも状況に完全には甘えず,走れるところは走ったが,渋滞のことを考慮に入れていなかった。ラストスパートなんてまったくできず,淡々と一列ですすんでマットを踏んだだけ。。1°48'04"。

まあこんなもんかなあ。終わればほっとするのはあるけど,みんな口々に物足りないと言っていた。

今回の五合目までの消耗度を前提にして,山頂まで行くとするとどれくらいで行けるんだろう?4時間は切れる気がしたけど,今日は空身だし。

昨日のエントリーでは,後悔のないレースをしたいと書いたけれど,終わってみればはやくもああすればよかったこうすればよかった状態である。

20090724_2.JPGその後は,

・荷物の受け取りが大混雑。

・市役所行きのバス待ち1時間以上。

富士山という特殊な環境ではそんなのもしょうがないのかな~。

来年どうするかはまたしばらく考えよう。