本来は走る予定のなかったレースですが，東京マラソン観戦して，「やっぱ近いうちに走りたいな」と急遽エントリーしました。
本番に近づくにつれ記録を狙う気持ちが高まってきました。
事前にアナウンスされていた通りエントリー人数大幅増加で駅からすごい混雑でした。トイレは1時間半前に行ったきりで，直前に行くのはもうあきらめました。コース上にあるし，（精神衛生上よくないですが）もしかしたら最後まで持つかもしれないし。
20分前にhiddieさんとスタートラインにならびました。hiddieさんの紹介でモトチカさんにも挨拶できました。gongonさんと3人で並んで号砲を待ちます。
ロスは23秒。まあ悪くないです。折り返しがないコースなので，hiddieさん，gongonさんともここでお別れです。コース上で再会しないことを祈りつつ・・・。
混雑がありましたが，2kmのラップが8'02"。悪くないみたいです。
5kmがグロスで20分26秒。先日の記事ではネットで20分半を意識していましたので少し早いですが，まあいいか。
10kmまでは快調そのもの。気持ちよく走れました。「暑くもないし，全てがうまくいってる♪」後から思うと5-10kmは19'19"と，ちょっと速過ぎたのかもしれません。
15km近くから足の裏が痛くなってきましたが，わりとまめはできやすいほうなので，「アーしょうがないなあ」なんて思ってましたが・・・ほどなく胸もすれてきていたい。ディクトン塗ったのに。このあとは痛みに耐えるレースになりました。
とくに足裏は深刻で，細かいカーブの多い今回のコースは堪えましたね。Uターンなんか激痛です。そのせいか，30kmまでは鼻歌交じりでいけそうと思っていたのに25kmでもう辛め。25-30kmは19:58と，いよいよ余裕がなくなってきました。呼吸は楽そのものなんですが，脚に力が入らず，前に進みません。
そしていきなり壁にぶち当たったのか，31-32kmでは10人以上に抜かれていきました。大分前にかわした記憶のあるユニフォームにまた抜かれ，そして遠ざかっていく・・・さっきあんなに息遣い荒かったのにどんだけ底力あんねん。マジで。
このあとは1km毎の表示を見て「4分越えた，また4分越えた」と思うばかり。何秒余裕があるのか？なんてことは考えられませんでした。「50分切るなんて目標書いちゃったけど，またそんな実力じゃないんだ。”おこがましい”」そんな思考パターンに陥ります。
それでも，だんだんと景色が市街地っぽくなり，沿道の応援も地元の人からマラソン関係者に変わってきた感じ。「熱い」体育会系風の応援が折れそうな心をぎりぎりのところで救ってくれたと思います。
ラスト2kmではミズノランニングクラブのランシャツの人と，横浜中央走友会の方がいいペースで抜いていきました。ここでがんばれるかで自分の納得度が変わるはず。できるだけ離されないように最後の力を振り絞りました。
フィニッシュ後天を仰ぐと，安堵か何か，ちょっと涙が出そうになりました。
0:00:23(loss)-0:39:23-0:39:20-0:39:42-0:41:25-0:08:45
2:48:58（グロス）2:48:35（ネット）
