Run for Self-actualization

2006年から走っているランナーのblog。もう一花咲かす!

第59回 別府大分毎日マラソン

走ってみるまで自分がどんな走力なのかわからない状況でしたが,結果としてはつくばで出したベストから約40秒落ちのセカンドベストでした。これまでと同じ感覚でマラソンを走れたことにほっとしています。

      split   lap

5km    0:18:58  18:58

10km   0:38:04  19:06

15km   0:57:08  19:04

20km   1:16:34  19:26

25km   1:35:40  19:06

30km   1:54:51  19:11

35km   2:14:06  19:15

40km   2:33:46  19:40

finish   2:42:15  08:29

前半ハーフ  1:20:44

後半ハーフ  1:21:31

どれくらい走れるか予想もつかないので,細かな数字は決めずにスタートすることにしました。どうもこれから始まるレースに対して集中していないようでそこに焦りを覚えました。

○~5km(Split0:18:58/Lap0:18:58)

スタートして1kmほどは道幅狭く少し走りにくい。それでも3'50"だったので,このペースをひとつの目安にしました。すぐにtakeshiさん,パパランナーさんやじれさんを前方に見つけましたが自分の状態をまず見極めたい。できる限り見失わないように目で追いながらも自分のペースをキープ。4km付近でももたろーさん,きみさん,ななぶうさんの最初の応援をうけ,ようやく体が動いてきた感じです。

○~10km(Split0:38:04/Lap0:19:06)

9kmの折り返しまでに仲間は前方に消え,淡々と30km地点までは進もうと思う。けれど自分が折り返してそう経たないうちに最後尾のランナーが来て,全体のペースがかなり速いように感じました。そまわりにナンバーカードの数字の大きい選手ばかりだと少し焦りを感じてしまいます。

○~15km(Split0:57:08/Lap0:19:04)

別府駅前で再び3人の応援を受ける。このあたりは沿道の応援がもっとも盛んで,YOUMEタウンの前は「東京マラソンってこんな感じなのかな~」とリラックスして進む。

○~20km(Split1:16:34/Lap0:19:26)

ここから先は今回も苦しめられた。追い風のはずの風向きもむしろ前方から吹いているように感じる。すると風を嫌ってか小さな集団がいくつかでき,間には空白地帯ができ始める。これがどうも私には走りにくい。

ついている集団のペースが遅く,向かい風のなか飛び出してでも前の集団を追わなければどんどん貯金を食いつぶしてしまう。このあたりの走り方は少し工夫の余地がある。

○~25km(Split1:35:40/Lap0:19:06)

15-20kmのラップは落ちてしまったが,それでもハーフ通過は1:20:44。ベストを更新するペースだ。ひとつ目安ができたのだから,足を使ってでもこのペースで押していくしかない。丁度もう一人同じ走り方の人がいて引き合いながらペースを戻すことができた。

○~30km(Split1:54:51/Lap0:19:11)

○~35km(Split2:14:06/Lap0:19:15)

25km付近でようやくいいペースの集団がいたので少し脚と呼吸を整えることができた。さて,いまのところ脚は大丈夫そう。呼吸もそれほど苦しくない。ただここからは休まず行かなければチャンスを逃してしまうだろう。自分に厳しくできるかが問われるところ。

幸い追っていけているので多少脚はきついけれど我慢ができる。そうしていると30km前後でtakeshiさん,パパランナーさんを見つけた。スタート地点で見送って以来ようやく盛り返してこられました。イッシーさんやじれさんはこの先にいるのか?

○~40km(Split2:33:46/Lap0:19:40)

○~Fin.(Split2:42:15/Lap0:08:29)

それを確かめに行くぞ!というところで,ここまでは元気だった腸脛がピクリとしだした。つったら計画すべて狂う。それだけは避けたい。痛みならいいかというと,そんなに我慢できるもんでもない。とにかく,我慢できないような波が来る前にフィニッシュしてしまわなければ!

35km過ぎでまたも3人の応援。きつくなってたところなので助かった。応援はもらったけれど,その先の橋で私の脚も終了寸前。この手前で会ったじれさんにすぐ追いつかれるんじゃないかと焦りを感じる。。1kmごとにラップを見ても焦りが強くなってくる。キロ4分で行ったら・・・という弱気な計算も。やはり走れていない部分は35km以降ではっきり出た。

それでもこのあたりは周りのランナーを抜いていく傾向だったが,39km手前で見慣れたランナーに抜かれた。42おやぢさん!・・・ここでか!これでもう一度スイッチ入ってついていったが,いかんせん脚色が違いすぎた。「攻めの姿勢」を宣言したのだから,ここはもう少し粘れたんじゃないかと思う。

ここで引っ張られたおかげで,最後に舞鶴橋を越え残り1kmを過ぎたところでイッシーさんの背中が見えた!スタート地点で会って以来同じ距離を走ってきた仲間にラストで会えるのは本当に嬉しかった。勝った負けたじゃなくてそれぞれがそれぞれのやり方でレースしているのを凄く実感できた瞬間だった。

ラスト200mでベスト記録の時間は過ぎてしまったけれど今回はそれでもよかった。先着した仲間,次々とフィニッシュする仲間と健闘をたたえあうのはすばらしい時間だった。

そして応援のももたろーさん,きみさん,ななぶうさん,沿道の応援,メール,コメント・・・一つ一つが凄く力になり,少しずつ走り方を決めるのに寄与しました。ありがとうございました!

故障して,確かに少し力は落ちてしまったけれど,満足感のあるレースとなりました。