Run for Self-actualization

2006年から走っているランナーのblog。もう一花咲かす!

東京マラソン2016

東京マラソン2016に参加しました。

最後のベスト更新は2013年12月の福岡国際。

まだベスト更新していきたいので今回が今シーズンのラストチャンスです。

目論見:

福岡以降調子が上がらない状態が続いているので、オーバーペースは避けようと思っていた。

3:40すれすれで進み、つらい思いをせずに30㎞を1:49:45~1:50:00で通過、ラスト12㎞は気力勝負という展開ができればいいと思っていた。

結果:

~スタートまで~

最大の懸念事項だったが、予想よりはスムーズにトイレに並べて50分ほど前にスタートブロックに到着。

数分はブロック後方で軽くジョグなどして過ごし、人が多くなってきたのでいい位置を確保するため早めに移動した。天気が良くて助かった。

~レース展開~

待ち時間が長いので最初は体の動きが悪い。2㎞くらいで7:22、ほぼ設定どおりだが、知った顔がが前に出ていったのもあり、自分も前に出る。だがまだ調子は出ない。

3㎞以降少しずつ3:40/kmを切るペースになっている。後から考えると、3:40設定のはずだったのに3:40を切れていることに喜んでいたな。

だんだんと動くようになってきて、8㎞でKさん、Tさん、O君たちの集団に追いつく。いい集団ができそうだったので、ここでしばらく走ることにする。会社の人も応援してくれて体が軽い!脚の回転がとても良い。今日はいいかも!3:40を少し切るペースが速いjogのように感じられ、とても気持ちいい区間だった。

(追い風だったのか?)

12㎞でアームウォーマーに挟んでいたジェルが落ちるアクシデントがあったが、幸い自分の前方に落ちたので減速せずに拾うことができた。15㎞過ぎ、折り返して時折の向かい風を感じる。少し速いのはわかっているが、ここで離れると苦しいことになりそうだから頑張って前につく。大丈夫、キロ2秒なら集団の後方にいれば吸収できるはず。

02.jpg

ここまでは調子が良かったが、20㎞過ぎ、O君の集団がさらにペースアップした感じ。ついていくのがきつくなり離れてしまった。ペースが上がったと思っていたが、20-21㎞はそう上がっていない。ハーフ通過1:16:51、後半40秒落ちまでが許容範囲か。

事前はネガティブラップを刻むつもりでいたので、よし!と思うところのはずだが、厳しいなという気分になってしまった。ここからが苦闘の始まりだった。気分転換のためにvespaを飲んだらむせた。やばい、こんな味だったとは。こんなミスでダメになったら悔やみきれない。

よろけたが、後ろからノーリツの女子選手集団が来たので、無理やりついていく。力が入らずきついが、なんとか家族の前まではたどりつけた。しかめっ面だったけど25㎞まではアンダー3:40で行けた。きついながらも数㎞押して行けたのは少しは成長しているんだろう。

06.jpg

ただ、ここまでだったな。25㎞~26㎞で休んでしまった。26㎞ラップが3:45を見たところで、気持ちが弱くなった。体的にもきつかったが気持ちで負けた。気づくと雷門に来ていた。もっと長いと思っていたが、惰性になっていたかな。

30㎞は1:50:05、平均するとちょうど3:40だが、余力がなさすぎる。3:50まで落ちている。キロ当たり10秒、大きな落差だ。ずっとM君の背中が見えているので早く追いつきたいが、なかなか詰まらない。

さらに34㎞あたりで急に背中がつりそうになった?単なる痛みだけ?よくわからないが、こんなことは初めてでどうしていいかわからずかなり減速した。呼吸を早めたり、腕を回したりしてもがきながら何とか36㎞くらいまでで収まったが佃大橋手前で意気消沈、、キロ4まで落ちた。

37㎞過ぎようやくM君をとらえた。もう5㎞ラップでキロ4を見ないことに必死になっている状態。低レベルだが、ジョグにならないために小さな目標を立てないとやっていられない。弱っている分少しのアップダウンや風が一層きつく感じられた。やっぱりこのコースは後半に備えて力をためないといけないな。

ようやくようやく40㎞に到達し、なんとかフィニッシュラインにたどり着いた。振り返ると知った顔が続々とフィニッシュ。走ってきたきつさは吹き飛んで安堵が広がった。

2:37:56(前半1:16:51/後半1:21:05/前後半差4:14)

18:16-18:07-18:16-18:13-18:17-18:56-19:24-19:58-8:29

25㎞までは目論見通りのことができたが、肝心の気力勝負に使う気力がなかったなあ。

tokyoGPS.png

25㎞以降心拍が下がってしまっている。背中の痛みが発生した35㎞付近も。

ベスト更新はならなかったけれどこれでシーズンも終わり。ずっといろんな人からの応援を受け、前半は特に気持ちよさが増しました。後半減速してからは、よくない姿を見せてしまうな、と複雑な気持ちもあったけど、それも応援あってのこと。これがなければもっとグダグダになってたかも。もう一回PBが出せるように、しっかり練習して納得できるレースをしたいと思います。