Run for Self-actualization

2006年から走っているランナーのblog。もう一花咲かす!

第63回別府大分毎日マラソン

5度目の別府大分マラソンを走ってきました。

最高気温18度の予報、日も出ていて暑い。どうなることかと思ったが、直前に霧が出て急に体感気温も下がったので、初めに思い描いていたプランを実行することにした。

がんばったペース維持をせずに自然に出るスピードで。かつ3:40/kmを見ないで30kmまでに30秒貯金できたら最高。そこから落とさず2時間33分台ゲットが目標。そのためには極力集団の中で力を貯めること。なんとなくで前に出ないこと。

最初からペースは理想的。6kmでtakepyonさんに気づく。今日はついたり離れたりで単独走になりそうなところを助けてもらった。ペースはいいが力を使わないという目標は簡単に崩れた。時折向かい風が気になり、前にでたり集団にもぐったりと、無駄な動きをしてしまった。ペースは維持していたのだが、何か落ちている気がして。

14kmの応援には満面の笑みで応える。そしてエンジンもかかってきた。バンクを見据え早いうちに集団の中に入ろう。入った集団が18kmで2つに分かれたので前についた。が、この人たちが速い。20-21kmが3:35と、無理目なペース。結局ちぎれてしまいかなり呼吸が乱れる。このあたりから余裕がなくなってくる。厳しい場面だった。だがまたtakepyonさんを視界に捉え、離されないように。結局25kmまで併走でき、随分助かった。

25kmで単独走になってからの次のターゲットは、一度離れてしまった前の集団に早く取り付いて1kmでも先まで運んでもらうことだがうまくいかない。なんとなくペースが落ち始めている?日が出てきたのも気になる。やがて集団の足音が後方から聞こえてきた。18kmで分かれて、そのときは後ろに行った集団が追いついてきた。判断の悪さを悔いても仕方ない。想定とは別の集団だが、運んでもらおう。28kmあたりでジェルを摂取。

25-30kmが18:29。落ちてきてしまった。チェックポイントだがスプリットを確認する余裕もない。でも形になるレースには仕上げたい!31、32kmが3:42-7:20、よし!と気合を入れたのもつかの間、33kmが11:15近く!?32kmの距離表示ずれてたのか?・・・少し、気落ちしてしまったかな。こうなったら一層レースを形にすることが重要だ。35km以降は27分あればいける可能性があるはず。形にするとは35分以内。厳しいレースでも35分は出せるとなると今後に生きるぞ。

その35km通過は2:08:23。厳しいか。なら35分台は取りたい。35kmの応援には厳しい表情だったと思う。せめてフォームが崩れていなかったことを願うばかり。頑張りどころ。だけど36kmまでが3:57?また一気に10秒落ちたの?ここからは気持ちの面が大きい。気落ちすると体が動かなくなる。心拍が落ちてるのは感じる。脚はまだ動くような気もする。けど両者が連動しなかった。メンタルのピーキングが足りなかったのかな。レース前、最終直線の応援にどんなポーズで応えようか考えていたのだけど、無言の通過。。

2:36:13

(18:16-18:13-18:15-18:11-18:11-18:29-18:48-19:24-8:26)

(前半1:16:51-後半1:19:22)

思い通りのレースにはならなかったけどよかったところ、得るものもありました。

・昨シーズンの2戦目、ソウルは最初から重くてまったくペースは上がらなかったのに対し、今回は前半自分でコントロールしてペースを作っていけたこと。

・順位はナンバーカード順より若かったこと。(相対的には実力を発揮できた)

・記憶に残るレースがひとつ増えたこと。参加、応援のみんなありがとう!

逆に、うまく行かなかったところもう少し時間をかけて掘り下げたいと思います。