Run for Self-actualization

2006年から走っているランナーのblog。もう一花咲かす!

2013ソウル国際マラソン

初の海外レース、ソウル国際マラソンに参加してきました。

2013seoul_2.jpg

2:41:41(ネットタイム

18:48-18:42-18:40-18:58-18:45-18:47-19:33-20:46-8:41

後半足が動かずペースダウンしましたがレースは投げずに完走しました!

今日は3:40/kmキープで、最後少し上げて2時間34分カットが理想の展開。

条件は最低気温5℃、最高気温13℃(天気予報)、風も強くなく、理想に近い条件だった。

8:05スタートでアップも余りする時間がなかったので東京マラソンと似た条件と予想しウェアも同様に半そで、アームウォーマーを着用。シューズはアディゼロ匠ren。

スタート直後は足元が冷えて感覚が鈍い。すぐに呼吸も乱れだし、スピード感があまり感じられない。1kmは見逃したが本来目指してた場所でないのは明らか。けどここで追わない方がいい気がした。体動き出したらセカンドベストでも狙えばいいし、今は我慢だ。

5kmを18:48で通過しても楽にはなってこなかったので、今日は3:45/kmくらいで押せたらよくやったほうだと割り切っていくことにした。しばらくは青いランシャツのランナーと一緒に前を拾いながら走る。だんだんエンジンがかかってきた。ただペースは上がっていない。

13kmで青シャツが集団から前に出て行ったが、付くのを躊躇してしまった。このときついた数秒の間隔をつめられず後々苦しい展開に。

私も遅れたが14kmで集団から前に出た。17kmで清渓川を離れて東へ向かう大通りに出ると、遠くまで見渡せる長い直線に入る。前方にはポツポツとしかランナーがおらず、緩やかな向かい風を感じながらの走り。楽ではないけれど、5km-25kmくらいは自分の走りはできたな。街中に近代的なビルと伝統的建物が混在してて景色もまあまあ楽しい。

ハーフ通過1:19:15。15-20kmが少し落ちてしまったのでセカンドベストも怪しくなってきた。でも、まだここから頑張れば。。

seoul2013_1.jpg不意に名前を呼ばれた気がして沿道を見ると、ちょびさん、きみさん、ゆんちゃんの応援隊がいた!どこかにはいるのかなと思ってたけど、具体的な場所は聞いていなかったのでびっくり&すごく力が出た。ここまで沿道からは「ファイテン!」と声はかけられてきたが名前読んでもらえるってやっぱ力になるな。

応援効果は25kmの橋までは持続した。しかし頑張りすぎたか26km-27kmにかけての少しのアップダウンで急に苦しくなってきた。一時10秒くらいまで追い詰めた青シャツとの間隔もまた開きだした。この1kmは3:50を超えてるようだ。苦しい割に25-30kmのラップが上がっていて、いまは30kmの距離表示が少し手前だったんでは?と疑ってもいる。ともかく、個人的にはマラソンでは30kmまでは同じペースで行きたいと思っているので、それはクリアできたのはよかった。

だけど今日ペースを維持できたのはここまで。脚が上がらなくなってきた。フルで辛くなった一昨年の福岡を思い出す。あのときは全体的に余裕がなくなっていたが、今回は明確に脚の不調だ。以前から不調だった股関節が動かなくなって脚が出ない。両ふくらはぎもバネがなくなりペタペタとした着地になって一層衝撃でダメージが蓄積していく。路面の硬さと工事区間なども影響した。

33kmで久々に後続に抜かれてからは1km1kmが長かった。青シャツはもう消えた。35kmの通過は先ほどの5kmから約1分落ち。40分は難しくても42分ならなんとか、、、と思うけど足がもつれて、攣ったらまずいし、とぼとぼと走るしかない。体感的にはキロ4分半まで落ちてるけど、実際はまだ4分10秒程度なのが救い。もう42分は厳しいかもしれないけど、ゴールにはたどり着けるか。

ここまで出来るだけ頑張ることでペース維持を試みていたが、フォームを変えればまだペースダウンを抑えられることに38kmで気が付いた。長持ちはしなかったけど、フォームを変えながら走れば気分もまぎれる。40kmまで何とかやってこられた。

35-40kmの20:46はよろしくないが、厳しくても最低限の形になってるタイムかな?甘いか。ラスト1kmで42分切りまであと4分あることがわかって少し元気が出た。ピッチ走法に切り替えてたので足も少し回復し、ラスト2.2kmはキロ4まで戻せた。

30km以降は厳しく、後半3分落ちは残念だけど、走りきれてほっとした。調整やその日の条件に合わせるのが自分は得意だと思い込んでたけど、あわないとこういう結果にもなるってわかったのは収穫です。

逆に、観光旅行とあわせてもある程度の形になるレースはできるってのもわかったし、走りの幅が広がるきっかけになったと思います。

(後ほど修正加筆あるかも。。)