色んなレースに出てみたい。走れるトレイルレースとして薦められたこちらのレース、トレイルレースの50kmは長いけれど、走れるコースということを信じてロングの部に挑戦しました。
コースはシンプル。3回のピークハントが均等に50km中にちりばめられている。ピークの大きさは3つめがやや小さいが疲労を考えると重さは同じだろう。1個づつ確実にクリアしていきたい。
気になるのは雨、台風の影響はまだ出てこないとは思うが、どれくらいの雨量になるのか。装備は、ボトルポーチに500mlの水（競技規則）と念のためパワージェル、豪雨対策で薄手ウインドブレーカー、キャップとした。
第一ピーク。ゲストランナーや先導の自転車が周りを走っていることにテンションが上がり、結構突っ込み目？で呼吸も乱れる。周りが歩かないので自分もなるべく歩かないように。
ピークを越えてからのゲレンデ下りは怖かった～。今まで自分は下りも得意と思ってたけど、この路面は難しい。。
林道の下りになってからは本領発揮？で、3人パス。川沿いのアップダウンのない砂利道なんかは多摩川と同じノリで。8位と聞く。
あっという間に第2エイドで、ここから第二ピークを目指す。犬の寝床という階段ラッシュを青梅の雷電山を思い出しながらクリア。ここでがんばりすぎたかピーク手前のゲレンデ登りでヘロヘロ。気がつくと後ろに3名来ていて、山頂エイドでレッドブル＆そばを楽しんでいるうちに抜かれた。
一旦下って少し登り返し、朴の木平から再度急降下。前に一人いて若干詰まる感じだが、事故は怖いので慎重に。雨もあり部分的にすべる。一度しりもちをついてからは激下りに腰が引けた。
激下りをやっとの思いで抜けた後は、林道区間、ロードもあり、33km（A6エイド）あたりまでは順調で、第三のピークにとりつく。ここはゲレンデの登りで視界が開けていた。ここまで長い間前の選手は見えなかったが、遥か上方に2人。頑張りどころ、、だがプッシュできない。脚が終わってきている。急斜面から緩斜面に変わっても歩いてしまう。前も気になるが、後ろも気になる。
ゲレンデ終わってからの森の中ののぼりが真にきつかった。たしか二段回ののぼりがあると聞いていたので、エイドが出るまでは終わったつもりにならずに進むべし。
なんとか山中のエイドに到着。やや空腹も感じていたのでしっかりバナナ等補給。これで実質終わりと思っていた。残り10kmは下りと平地だしランナーらしくしっかり走ろうと。だが様子がおかしい。脚が動かない。下り坂に入ってすぐ2人に抜かれあっという間に離される。順位をかけた闘争心はここで消え、淡々と走るほうに気持ちを切り替えた。
腰が痛くなってきたのもスローダウンの要因のひとつだ。下りはとくに響く。結構ネガティブな気持ちだった。立ち止まって腰を伸ばすのはいいけど、惰性で歩くのはダメだ。林道が続き下界までまだ結構標高差がある様子に気持ちも弱くなったが、なんとか最終エイドに到着。ガリガリ君とリアルゴールドで気持ちは生き返った。エイドにいる間に後ろの選手が来たらどうしようかと内心不安だったが幸いエイドに後続は現れなかった。ラスト4kmも平地の割にキロ5のゆっくりだけど踏ん張りフィニッシュ！
前半2つは厳しいながらもプッシュしていけたが、終盤そのつけでイメージどおりに行かないレースだった。ただ3時間半くらいまでは元気に動けたのは収穫だ。マラソンを走るには十分な時間。
数字に関する反省点はいろいろあるけれど、林を切り開いた真新しいコースや充実のエイド、民家の前で応援してくれる地元の方など、終わってみれば楽しいレースだった。今回は雨でよく見られなかった「絶景の中を走る」ってのも実感してみたい。そうすると暑さに弱い私はひどい目にあいそうだけど＾＾；
区間記録メモ
Start-A1[5.2/5.2km] 44:22 44:22
A1-A2[9.5/14.7km] (41:00) ※A2記録ミスの為推定
A2-A3[3.9/18.6km] (37:00) 2:01:22※A2記録ミスの為推定
A3-A4[6.1/24.5km] 33:11 2:34:32
A4-A5[5.0/29.5km] 25:53 3:00:25
A5-A6[4.0/33.5km] 26:48 3:27:14
A6-A7[5.3/38.8km] 42:58 4:10:12
A7-A8[8.3/46.1km] 45:47 4:55:59
A8-finish[4.2/50.3km] 21:18 5:17:17
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レース中はカメラを持ってなかったので、レース前後のイメージショットいくつか。
山にも登りたかったが、レース翌日は台風襲来で断念。。
ジャンプ台のすぐそばも走った。
フィニッシュ直前地点。街中に花があふれていてよい雰囲気。
