福岡Bの資格ゲットです。40分の扉も入り口は見つけたか?
・スタートまで
トイレや荷物預けに走り回っている間にちゃんとしたアップなしでスタート時間になってしまいました。それはフルだからまあいいとして,ストレッチもまともにやっていないのはこの低温の中では不安です。
・~5km(19:18)
スタートロス10秒を除けば予定通りのラップ。ここから身体が温まってくると,19分丁度くらいで刻めるんでは?とにんまりする。しかし,スタート時がとにかく寒くて数kmで早くもトイレに行きたくなってきた。こんな弱気の種は勝負レースでは消しておきたいところですが,結局ゴールまで何とかなだめつつ我慢しました。
・~10km(19:12)
・~15km(19:23)
入りの5kmはよかったけれど,どうも波に乗れない?レースに集中していない感じがする。今回はなるべく疲れないように前半抑えていったけれど,さすがに19:23は遅れすぎ・・・。多少脚を使うけどペース戻さないといけないと思う。
・~20km(18:59)
そこに丁度よく追い風区間となって少し貯金を回復できた!ここまではあいにくの天気か沿道の応援も少なかったけれど,折り返し地点付近では多くの応援をもらえた。パパランナーさんに「いいペース!」ともらい,一気にノリノリモードに入ってきた。
・~25km(19:01)
・~30km(19:15)
中間点は1:20:57。ぎりぎりです。15kmまでの最初の遅れを考えればよく戻したとも捉えられる。
続々と走友とすれ違いエールを交換。ブッチャーさんに「91位」と教えてもらった。最終的には49位まで上がりました。
この区間多少向かい風が気になるが,人を壁にしてもすぐ我慢できなくなって前に出てしまう。このあたりは経験でうまくできるのかなあ。すこしずつ抜きまくりモードに以降。30kmまでをしっかり走ろうと決意する。30kmからは追い風と応援でどうにかなるはず。
26.5kmでバナナ一切れもらう。あとはアミノバリューと水で栄養無問題でした。
このあたりがマラソンを走る上でポイントになる区間かなと思います。以下,私なりの気持ちを切らさない方法。
20kmから中間点まではすぐ。中間点からはこれまでのペース確認と今後の計画修正を考えながら走る。そうすると25kmは目の前。
27kmあたりで補給を考えます。25kmからはそれを楽しみに。27kmで,あと15kmしかない,余裕余裕という気持ちを持つ。28kmではもう2/3終わった,もうちょっともうちょっと。という気持ち。そうしてるといつの間にか30kmに到達します。あとは余力がどれだけあるかですね。
おそらく,35.5kmの立体交差を超えてラスト5kmに到達すれば後は何とかなるはず。ここは,そこまで自分の力でつなぐ大事な区間。周りにランナーが少なくなってくるけど,3'50"くらいなら単独走でも全然問題ないペースなはずです。
少しずつ応援が増えてきました。先週の横浜国際女子で終始最高の笑顔で走ってた方も沿道にいたな。
・~40km(18:52)
ひぐっちさんのサプライズ応援に始まり,坂を下ったところでよしきさん,37kmでパッキーさん,アコさん,エッピーさん,takeshiさん,38kmでy-horiさん,39kmでパグさん,39.5kmでチェリーさんと怒涛の応援区間。本当に力が出ました。一応援2秒くらいはタイム伸びました。レースはまだ終わっていませんが,どこか誇らしい,凱旋のような最高の気分でした。
・~finish(8:28)
決してペースが落ちたわけではないけれど,ラスト3kmくらいは足が止まってしまった。じれさんたちがくるんじゃないかと焦りながらも,いやおうなく少なくなっていく残り距離。ひとまず無難にまとめたい気持ちと最後の最後まで攻めまくる気持ちが天秤にかかりました。この綱引きはどちらが勝ったでしょう?
前のラップが18分台だったので2時間42分切は確信していましたが,やっぱり不安でした。競技場でパッキーさんたちに最後の応援をもらって,最終コーナーを回り電光掲示板を見てようやく安心しました。
振り返ると今回のレースは最高の条件でした。スタート前の雨だけは余計でしたが気温は低く湿度は高くで呼吸は楽々。32,37kmの給水は失敗して,ほぼ顔をぬらしただけになりましたが,脱水の心配のない天候でした。コースもほぼ5kmごとに区切ることができて組み立てがしやすいと思います。ただ,5kmごとの表示はもう少し大きいとありがたかったです。
今日は多くの仲間が出場していました。国際レースの資格をゲットした人,あと一歩まで迫った人,今日はたまたま悔しさを味わった人,そんな仲間たちと全力を出した後に健闘をたたえあう・・・それがまた充実のひと時でした。まだシーズンは始まったばかり,この充実感をもっと味わうために,疲労を抜いてまた走りまくります!!
最後に寒い中応援に来てくださった皆さん,運営・ボランティアのかたがたに感謝します。給水担当の方は手が悴むような思いもしたでしょうし,おそらく風邪を引いてしまった方もいるでしょう。そんな方々が何かを得られるような走り(おこがましいですが)を今回できたとすれば,自分としても本当に嬉しいです。