Run for Self-actualization

2006年から走っているランナーのblog。もう一花咲かす!

第72回別府大分毎日マラソン

4年ぶりの参加です。
 
目標:
①3:42/kmあたりでハマれば2:36台
②この先、35分切りへの可能性をレースで確かめるためにハーフを3:40/kmでいく→粘ってつくばの2:37:32は超える
 
最近の調子から消極的ではあるかもしれないが①のパターンがいいのではと考えていた。
 
結果:
2:36:04
18:21-18:19-18:12-18:22-
18:16-18:20-18:46-19:09-
8:19
前半1:17:12-後半1:18:52
ave.3:42/km, 165bpm, adiospro3
素晴らしい集団の引張りに恵まれたことと絶好の気象条件が重なり、目標②のパターンでいいところまで2時間35分が見える位置でレースができた。次につながる走りができたと思う。
 
展開:
最初から体が動いている。風もない。2時間35分切りを公言していた知り合いが離れていかず、自分としては想定よりハイペースのようだ。どこかで緩めるべきかと思いつつ、無理なく走れているならこのままという気持ちもある。
 
10km折り返し前後のアップダウンで登りが苦手な自分は少し前と離れた。とはいえまだ大きな集団が周りにいるので力をためつつ進む。苦手意識のある区間だが今年はうまく走れているようだ。
 
15km手前の給水でポジションを取るべく加速したところ集団から出る形になった。同時に531の人も前に出たので一緒にもう一度ナガソエさんの引く235集団に取り付く。脚を使ったが、なんとか追いついて一息つけた。いつの間にか②のプランしか見えなくなっていた。ここからはずっとこの集団の後方で進むことができた。練習会ユニフォームのメンバーも多く、ペースに安定感があった。
 
ハーフ通過1:17過ぎ。バンク区間に入り余裕がなくなってきているが、貯金を少しずつ取り崩す展開で済めば35分の可能性もある?そのためにはなるべく先まで失速しないように。ただだんだんと余裕なしがきついの体感に変わってきた。
 
25-27kmで7:24の経過を見てか集団のペースが上がった気がした。対応できず少し離れてしまう。今でも37分台は見えている。しかし、これまでの集団の安心感と、ここからまだ15km近く自分でペース作っていくのでどちらがキツイか、まだ離れるべきじゃない。かなり追い込まれたがもう一回追いつきなんと30kmまで3:40/kmでいけた。もし、35kmも3:40/kmそこそこでいけたら、本当にしびれる展開になる。
 
しかし、ここまで。ジリジリと落ちるペース、34kmからの連続アップダウンにとどめを刺された。別大が苦手な理由はここ。うまく走れた試しがない。
 
キロ4近くまで落ち、いいペースで来たのを一気に取り崩してしまいそう。残りキロ4でいったらどうなる?という弱気の計算になってしまった。2時間37分。それって頑張ったのにあまり嬉しくないでしょう?
 
できる限り前を追わねば。
35km以降は追い風基調のはず。
1km毎のラップを見ることはせず、あと何分頑張るのかに集中した。
 
これはよかったかどうか。事後ではあるが心拍が落ちていた。フィニッシュタイムでなく、振り返ったときに満足できるラップで走れているのかに向き合ったほうがよかったかもしれない。
 
ラスト1kmになるところで久々に一人に抜かれ、二人でスタジアムに向けて疾走。スタジアムに入り離されてしまったが、数秒はこの人に助けられた。残り300mで無念にも2:35は超えたが、想定していた上限を超えた2:36ちょいでフィニッシュできた。
 
想定していたよりも走れて満足感高いレースになった。前半積極的にいく展開は走りの幅も広げられたと思う。つくばでの2:37:32から2:35:00に対して半分以上進めることができたのは次への見通しをよくするのにとてもよかった。
一方で、いい条件が重なっても最後は実力不足だったし、本当に35分きりをするときにはもう少し余裕度を高めたいのも事実。今シーズンのマラソンはこれで終わりなので次の挑戦は秋になりそうだが、キロ3秒削るところを見据えて取り組みたいと思う。