Run for Self-actualization

2006年から走っているランナーのblog。もう一花咲かす!

第53回防府読売マラソン

目標:
1.2:37台 3:45での巡航がはまり、後半上げるプラン。これができたら100点
 
2.2:38台 2017年以来2:39を切れていない。今回は体調不良もないし、半年間自分で考え練習は積んできた。その成果を示すため2:38台は必要だと思う。
 
3.2:39:55 3月のFMCでの記録は超えなきゃね。河川敷9回折返しより遅いってのは受け入れられないでしょう?

 

結果:

2:39:13

18:41-18:49-18:36-18:50-
18:49-18:42-19:40-18:56-
8:10
(前半1:19:09/後半1:20:04)
ave.3:46/km, 166bpm VaporflyNext%
 
目標3を達成、終わった安堵と、半年準備しても大幅更新につながらなかったのでこみ上げるものがあった。
 
レース展開:
30kmまでは3:45/km目安。
20人近くいただろうか。風向きによってラップ変動するものだが、すぐにあわせにいくのではなく、じっくりと平均ペースに戻していく動きで、いい具合の集団だった。
 
T・TーACのチームメイトが近くに見えることもあり、練習のよう落ち着いて、静かに残距離を減らしたい。集団が大きいので足引っ掛けたりしないように。自分としても脚が若干詰まっても我慢することができた。
 
18km過ぎ、最初の勾配からその後の向かい風区間は少し厳しかったが、風があった分集団のペースが上がらず追いつけてよかった。
 
前半を終え、あわよくば平均で3:45を少しでも切っていたら良かったが、まさにオンペース。後半、落とすつもりはないけど気を引き締めていかねば。
 
JRの下を抜け北風から解放されると集団が動き始め、1段階負荷がかかってくる。前の区間で少しだけ時間かかったこともあり、ここはペースキープのため少し前に出たりもした。25km手前でマグオンジェル。
 
これで力が出たか、跨線橋を超える登り坂で加速、集団から抜け出し単独走のようになった。走り終えてからは、ここで力を使わなければ。。と思うが、自然と周囲を引き離してしまうくらい動きがよくなった。
 
30km手前で折り返したら向かい風のはずなので、それまでにもう一つ前に追いつきたい。しかしこれは叶わなかった。飛び出た格好なので後ろを待とうという迷いもあったか。
 
そして、折返しての強風。
 
18-21kmより明らかに強くなっている!力出してるつもりだが、あっという間に後ろから追いつかれるほど減速している。これがあと3km続くと思うと絶望的な気持ちになった。一気にプランが狂う。
 
自分を抜いていったうちの一人。No.233,今日の戦友、としておこう ー の人も余裕がないみたいで抜きつ抜かれつを続けながらもがいていると、25km過ぎで捨てた集団に吸収された。何をやっているんだか、切り替えるしかない。
 
かろうじてキロ4というところまで落ち、この5kmで1分失った。目標1は消え、2も厳しい。この後次第では、40分を超え、何をしに防府に行ったのかという話になってしまう。
 
もう一度こ線橋を超えて右折し、強風が消えたことで何人か出てくる、遅れを取らないように踏ん張るが3:50超えてる。2本目のジェルをとったがカフェイン入りの効果はすぐには感じられず。
 
強風時のようなきつさはないが、3:50超だと40分にぎりぎりみたいだ。また、最後まで一つも緩められないのか。向かい風区間で一緒に苦しんだあのランナーもまた息を吹き返し、前に進んでいく、これが目標になった。37km以降は下り基調なので、そこを目標になんとか脚を動かしつづける。
 
37kmをすぎ、だんだんと、キロ4で走った場合のマージンが増えてくる。まだやれてる。しかし、それが目標ではなかったはず!余力など0に近いが、気を抜いて後悔だけはしたくない。ずっと前にいるはずのランナーとも最後の局面で会う。自分はまだやれている。やりきったと感じられるためには?5秒でも上積んでいくことだ。
 
自分は走れているときラスト2.2kmは無双状態になるが、まだ競り合い、しかも分が悪い。さすが防府。トラックに入り先にフィニッシュしたtakepyonに声かけられる。2:39:17、行けるのか?最終点火で折り返し以来ずっと一緒のさっきのランナーを抜き返し駆け込んだ。2:39:13。
 
2018の別大2:39:17を超えて、わずかに5年来ベストを更新した。
 
これは意味があること。まだやれる、走力は下げていないと思えたから。8ヶ月前のRFCよりキロあたり1秒上がっているのだって、目標3をしっかりクリアしている。
前半集団で走れた仲間、引っ張ってくれた人、そして今日は233さんがいなかったらできなかっただろう。
 
一方、最後は35分カットにもう一度挑戦したいのに、その道程が縮まらない。好条件でも3:45を超えるところでの安定ができなかったこと。風がある条件でも当たり前のように30分近くで走る仲間たち、こういうのを目にすると、ゼロベースであと5分に正面から取り組まなければならないのか、途方もないことだ。そういうものも感じた。
 
きっとまたすぐに先を見て動き出せるはず。