Run for Self-actualization

2006年から走っているランナーのblog。もう一花咲かす!

第43回つくばマラソン

通算4回目の参加

目標:

 裏の目標:2:36台

  (最近の記録2:39から2:35に記録を伸ばすために、

   その半分以上を今回獲得したい)

 表の目標:2:38:15(ave.3:45, 18:45/5km)

 これだけは:2:38:59

 最終防衛ライン: 2:39:12(2022防府、最近の最良記録を1秒でも更新する)

 

結果:

 2:37:32

 18:33-18:36-18:26-18:30-18:28-18:43-19:00-18:59-8:17

 (前半1:18:08, 後半1:19:24, 前後半差1:16, averageHRハネて測れず、多分167くらい)

 adios pro3

 

 楽な体感でハーフまで通過でき、内心どこまでいい記録出せるかと野心も出たが、25km以降徐々に厳しくなりもがく走りになった。気温低く風もそれほど強くなく、前半は力をセーブできていたので、実力は出せたと思う。裏目標には力が足りなかったが、久々に39分台から抜け出せたのは良かった。時間がたつと、数値目標には届かなかったかもしれないがあと10秒でも絞り出す走りはできなかったのか?という気持ちも出てくるが、これが次への燃料。また頑張ろう。

 

展開:

気温低い予報だったのでできる限りの防寒対策をして臨んだが、スタート前に雨が降ってきたのは想定外。雨脚はスタートしてすぐに弱くなり霧雨程度となったものの、轍には水たまり、手袋は常にぐっしょりというコンディションだった。寒さに苦しんだランナーもいたが、私は影響を感じず、風がほぼないいい条件と感じた。

 

走り自体は最初調子よく、2kmまで3:40切るくらい動いた。さすがにここで調子に乗るのはまずいと自重したところ、逆にぎくしゃくして走りづらい。先を考えると弱気になった。

 

6kmあたりでようやくリズムの合う人を見つけてついていった。時折速い人が抜いていくが、焦って動かずやり過ごせた。今回の記録に対して1分くらいはこの区間で安定して走れたことが効いている。117番さんに感謝。

 

20kmまで18:33-18:36-18:26-18:30、まだまだ力残している感じで今日はいいかも。35kmまでこれでいけたらサイコーだな、などと思っていた。

 

ただ20kmあたりから自分の後ろにいる人の数が増えたようで、何となく気になっていた。静かに走っていたリズムが少し乱れてきたような。ジェルを取ったタイミングで何となく動いてしまい、ハーフから少しの間集団を引っ張ることになったが24kmあたり上り坂を利用して自然と前を譲ることはできた。この時点ではまだ影響度は小と考えていた。

 

が、ここまでのたった数kmの動きが余計だったのか、表面化していなかっただけで余裕はなかったのか、急にきつさが出てきた。28kmにむけてコースにやや起伏が出てくるところは前についていくのがやっと。28kmを超えると集団もばらつき始め、コースが北向きになる。大した風ではないのに北風がかなり堪えた。長身のランナーが前にいたが、「君らも前に出ろよ」みたいなゼスチャーをするのに心も乱れる。意を決してもがきつつ出てみたものの体力は一層削られた。

 

30kmは18:43と落ち始めてきたのを目の当たりにした。残り12kmはまだ長い。完全に集団はなくなり単独で我慢するしかない。気持ちだけはあったが、少し集中力を欠いていたかもしれない。1km毎のラップが記憶に残っていない。ジェルを取って頭をしゃっきりさせておくべきだったかも。jogのような動きで35kmの陸橋を超えた。前半の軽さは消えて悲しいくらいに動かないが、まだ5km19分そこそこなのが救い。

 

山場を越えてもう一度気持ちを切り替えられた。ペースは落ちていたが39kmあたりまではまだ力強さは残っていた。最後の折り返しでNさん、Sさん、走友とすれ違うのも元気をもらえた。ラスト2.2km、2:29台であることは確認した。これが目標に対してどうなのか?今は計算できない。情けない走りにだけはならないようにしようという気持ちだけはあったのだが、、過去3回上ってきた最後の上り坂、今回が一番厳しかった。自分はフルで苦しんでも最後は上げて終わるのを身上にしていたが、今回は脚がいう事を聞いてくれない。最後Uさんが声をかけてくれて気持ちだけは盛り返せて、ほとんど転びそうになりながらフィニッシュラインに駆け込んだ。

 

フィニッシュした瞬間臀部、大腿前部が脱力してしばらく身動き取れず。あまり経験ないことだが、30-40kmのもがきで出し尽くせた証拠だったのかな。

 

ほっとした。練習の仕方の方向は間違っていない。現状維持だけしていたわけではないことを示せた。一方、まだこのペースでも後半に余力を残せなかった。今回申し分ない条件で後半落ちていないランナーも多かった。そういう人たちと競いたい。総合的に力をつけていきたい。